遥の手が私の腕から解かれた。
そう思ったつかの間。
唇に甘いものが落ちてくる。
柔らかくて甘いような優しい唇。
そう、キスされている。
何度も何度も角度を変えて深く深く。
舌を交わらせ甘いものを吸い取るように。
唇が離れたあとハルは口を開く。
「脱げと言っても脱がないなら
俺が脱がしてもいいんだけど?
とりあえずベッド行こ。
ウタのベッドふかふかだし〜」
ベッドで寝そべるのが目的か
嫌らしいことをしたいのか、
ふわふわしたままハッキリしない遥。
けど、私はそのままの格好ではなく
遥の目の前でもいいからと着替えようとした。
クローゼットに手をかけると
後ろに遥が抱きついてくっついている。
遥に私は伝えようと口を開く。
「ねぇ、ハル。着替えられない。離して」
遥は返事を返す。
「着替えなくていいよ。
ほら、そのままベッド。
一緒にいたいから、そのままでいい。
そのままでいいから抱きしめさせて」
私は仕方なく答える
「わかった。でも嫌らしいことはなしだよ?」
遥はまた返事を返す。
「それはウタ次第かなぁ。ウタの返答による」
二人で私のベッド行き寝そべる。
お互いの顔を見ながら。
遥ははっきりと告げた。
「これからはキスも手を繋がないのもなし。
毎日手を繋ぐし、人の目を盗んでキスもする。
もう我慢なんか効かない。
歌羽どんどんきれいになっていくし。
俺もう余裕ない、
すごくウタを抱きたくて朝まで二人でいたい」
それに対して私が返事を返す
「そんなこと言ったらハルだって…
下級生からの告白も増えてるし、
ハルがしょっちゅう女子泣かせてるって
すごい噂だし。
私だって遥が取られちゃうって
不安で不安で堪らなくて
誘惑でもしてみたらどうなるのかなって…
朝までは流石に親帰って来るから見つかっちゃうよ。
でも今は…ハルにどうされたっていい。
ハルとすれ違っちゃうくらいなら
何度も何度も抱いて壊されたっていい。
遥、好きだよ。大好き遥。
私を抱いてください。」
遥が息をのんで、私に告げた
「歌羽、好きだよ。愛してる。
だから俺に全部ちょうだい。歌羽の全部。
恥ずかしいところも笑顔も涙も全部見せて。
感情高ぶってるから
抑えられないかもしれないけど、
頑張って優しくするから。」
その夜恋人の行為は
キスまでに留まらなかった。
ベッドで愛し合ってあとを残し、
何度も何度も抱き合った。
それぞれの親から携帯で呼び出しが来るまで。
そう思ったつかの間。
唇に甘いものが落ちてくる。
柔らかくて甘いような優しい唇。
そう、キスされている。
何度も何度も角度を変えて深く深く。
舌を交わらせ甘いものを吸い取るように。
唇が離れたあとハルは口を開く。
「脱げと言っても脱がないなら
俺が脱がしてもいいんだけど?
とりあえずベッド行こ。
ウタのベッドふかふかだし〜」
ベッドで寝そべるのが目的か
嫌らしいことをしたいのか、
ふわふわしたままハッキリしない遥。
けど、私はそのままの格好ではなく
遥の目の前でもいいからと着替えようとした。
クローゼットに手をかけると
後ろに遥が抱きついてくっついている。
遥に私は伝えようと口を開く。
「ねぇ、ハル。着替えられない。離して」
遥は返事を返す。
「着替えなくていいよ。
ほら、そのままベッド。
一緒にいたいから、そのままでいい。
そのままでいいから抱きしめさせて」
私は仕方なく答える
「わかった。でも嫌らしいことはなしだよ?」
遥はまた返事を返す。
「それはウタ次第かなぁ。ウタの返答による」
二人で私のベッド行き寝そべる。
お互いの顔を見ながら。
遥ははっきりと告げた。
「これからはキスも手を繋がないのもなし。
毎日手を繋ぐし、人の目を盗んでキスもする。
もう我慢なんか効かない。
歌羽どんどんきれいになっていくし。
俺もう余裕ない、
すごくウタを抱きたくて朝まで二人でいたい」
それに対して私が返事を返す
「そんなこと言ったらハルだって…
下級生からの告白も増えてるし、
ハルがしょっちゅう女子泣かせてるって
すごい噂だし。
私だって遥が取られちゃうって
不安で不安で堪らなくて
誘惑でもしてみたらどうなるのかなって…
朝までは流石に親帰って来るから見つかっちゃうよ。
でも今は…ハルにどうされたっていい。
ハルとすれ違っちゃうくらいなら
何度も何度も抱いて壊されたっていい。
遥、好きだよ。大好き遥。
私を抱いてください。」
遥が息をのんで、私に告げた
「歌羽、好きだよ。愛してる。
だから俺に全部ちょうだい。歌羽の全部。
恥ずかしいところも笑顔も涙も全部見せて。
感情高ぶってるから
抑えられないかもしれないけど、
頑張って優しくするから。」
その夜恋人の行為は
キスまでに留まらなかった。
ベッドで愛し合ってあとを残し、
何度も何度も抱き合った。
それぞれの親から携帯で呼び出しが来るまで。
