夏休みの終わり近く、
夏の課題提出のため全学年の登校日がある。
夏の課題や成績をもとに
指定校推薦や一般受験などの
参考とされるのだ。
それと3年生は
この日受験対策のための必ず頭髪検査がある。
夏休みがあける前てあったため
油断でみんな引っかかるのが
いつも毎年例年のことで、
だがしかし今回は
黒染めや色落ちなどが少ないよう
気をつけていた生徒が多かったため
生活指導の御用になる生徒は少なかった。
毎度ボーダーラインギリギリと
言われている陽菜でもらくらくクリア。
先生に驚かれたそう。
内海は性格でも変わってしまったのかと。
陽菜自身進路への差し障りがないように
きちんとしているだけだ。
陽菜も頭髪が引っかかりやすいだけで、
勉強はある程度できる側だ。
中間や期末テストの順位張り出しがあっても
上位15位以内には必ずいて、
それなりにいや、優秀だ。
そんな登校日に遥と歌羽は
とある問題が突発するのだった。
歌羽が男の子に呼び出されたのだ。
陽菜と雪がそれを見ていて
心配になったので遥に伝えることにした。
「おい、遥。歌羽が男に呼ばれてった」
「そうか」
「追いかけないのか遥」
「追いかけますよもちろん」
遥が歌羽を追いかけると
告白されているらしい。
歌羽はとても丁重に断っていた。
そんなとき諦めきれない男は
歌羽にキスしていた。
思わず歌羽は男を
突き飛ばし走り去って行った。
歌羽を相手に気づかれないように
気をつけながら追いかける遥。
「歌羽」
「遥、ごめんなさい」
「なんで謝るの。歌羽のせいじゃない」
「でも…」
「じゃあ、空き教室行くか」
「え?」
そうして空き教室に着き、
空き教室は鍵をしてはいけない決まりだが、
そんなのお構い無く鍵を閉める遥。
「歌羽」
歌羽を呼び抱き寄せ
上書きするかのように唇を交わす。
「んっ…、、」
歌羽の声に遥はそそられていく。
遥は制服のネクタイを緩めた。
「歌羽、ここでする?」
「遥…誰かに見られたら…」
「誰も来ないよ、大丈夫」
「だ…だめ」
「なんで?」
「それは教育上良くない」
「わかった、でももう少しキスさせて」
「んっ…ハル好きだよ」
「俺もだよ、歌羽」
そうしてキスだけで15分。
どんだけ愛し合ってんだこの人ら
と思うほどキスしたのだろう。
そうして服が少し乱れたまま
教室に戻るふたり。
帰りのホームルーム中で戻ってきて
開口一番先生に。
「お前ら、いいご身分だなぁ」
そしてクラス全員の視線。
二人が何をしていたのがバレバレなのだ。
『おーい、遥お前やったなぁー』
男子からの羨ましそうな目線はよそに
『きゃぁぁぁぁ!!
歌羽何処まで!?どこまでしたの?』
大興奮の女子軍
それはバレるよなって
感じの格好をしていたのだから。
二人とも自分の制服の普段のネクタイを解き
交換した上で、
ネクタイが緩まり、
ワイシャツやブラウスが
少し開けているのだから、
それにキスマークがありまくりなのは
言うまでもなく。
先生のシャットアウトにより興奮はストップ
「お前ら、
全員夏休み明けしっかりしてくるんだぞ」
『はーい』
ホームルームは終わり
全員でお疲れ様でした発言で
さよならをしたあと
それぞれ帰宅の路につくのだった。
夏の課題提出のため全学年の登校日がある。
夏の課題や成績をもとに
指定校推薦や一般受験などの
参考とされるのだ。
それと3年生は
この日受験対策のための必ず頭髪検査がある。
夏休みがあける前てあったため
油断でみんな引っかかるのが
いつも毎年例年のことで、
だがしかし今回は
黒染めや色落ちなどが少ないよう
気をつけていた生徒が多かったため
生活指導の御用になる生徒は少なかった。
毎度ボーダーラインギリギリと
言われている陽菜でもらくらくクリア。
先生に驚かれたそう。
内海は性格でも変わってしまったのかと。
陽菜自身進路への差し障りがないように
きちんとしているだけだ。
陽菜も頭髪が引っかかりやすいだけで、
勉強はある程度できる側だ。
中間や期末テストの順位張り出しがあっても
上位15位以内には必ずいて、
それなりにいや、優秀だ。
そんな登校日に遥と歌羽は
とある問題が突発するのだった。
歌羽が男の子に呼び出されたのだ。
陽菜と雪がそれを見ていて
心配になったので遥に伝えることにした。
「おい、遥。歌羽が男に呼ばれてった」
「そうか」
「追いかけないのか遥」
「追いかけますよもちろん」
遥が歌羽を追いかけると
告白されているらしい。
歌羽はとても丁重に断っていた。
そんなとき諦めきれない男は
歌羽にキスしていた。
思わず歌羽は男を
突き飛ばし走り去って行った。
歌羽を相手に気づかれないように
気をつけながら追いかける遥。
「歌羽」
「遥、ごめんなさい」
「なんで謝るの。歌羽のせいじゃない」
「でも…」
「じゃあ、空き教室行くか」
「え?」
そうして空き教室に着き、
空き教室は鍵をしてはいけない決まりだが、
そんなのお構い無く鍵を閉める遥。
「歌羽」
歌羽を呼び抱き寄せ
上書きするかのように唇を交わす。
「んっ…、、」
歌羽の声に遥はそそられていく。
遥は制服のネクタイを緩めた。
「歌羽、ここでする?」
「遥…誰かに見られたら…」
「誰も来ないよ、大丈夫」
「だ…だめ」
「なんで?」
「それは教育上良くない」
「わかった、でももう少しキスさせて」
「んっ…ハル好きだよ」
「俺もだよ、歌羽」
そうしてキスだけで15分。
どんだけ愛し合ってんだこの人ら
と思うほどキスしたのだろう。
そうして服が少し乱れたまま
教室に戻るふたり。
帰りのホームルーム中で戻ってきて
開口一番先生に。
「お前ら、いいご身分だなぁ」
そしてクラス全員の視線。
二人が何をしていたのがバレバレなのだ。
『おーい、遥お前やったなぁー』
男子からの羨ましそうな目線はよそに
『きゃぁぁぁぁ!!
歌羽何処まで!?どこまでしたの?』
大興奮の女子軍
それはバレるよなって
感じの格好をしていたのだから。
二人とも自分の制服の普段のネクタイを解き
交換した上で、
ネクタイが緩まり、
ワイシャツやブラウスが
少し開けているのだから、
それにキスマークがありまくりなのは
言うまでもなく。
先生のシャットアウトにより興奮はストップ
「お前ら、
全員夏休み明けしっかりしてくるんだぞ」
『はーい』
ホームルームは終わり
全員でお疲れ様でした発言で
さよならをしたあと
それぞれ帰宅の路につくのだった。
