余韻に浸って話す二人。
「遥、私幸せだよ、
こんなにだって愛してくれて」
「そういう意味?」
「違うよ!全部含めてね」
「歌羽、愛してるよ」
「私もだよ、遥」
キスしてキスしまくったあと
電話。
それぞれに。
まず遥。
「おーい、お前たち
どこほっつき歩いてんだー?
そろそろ帰ってこい。
パトに見つかったら補導だぞ」
「楓兄わかってるよ、すぐ帰る」
「ホントかー?まぁきをつけろよ〜」
歌羽
「歌羽、お兄はこの時間まで遊んでこいとは
言ってないよ?
どこにいるのかなぁ、
お前女の子なんだから気をつけなさい」
「んー?遥と一緒だよぉぉ、
気持ちいい〜」
「早く帰ってこい!バカ!」
そうしてホテルを出て帰路につく。
玄関前で待っていたのは
心奏だ。
「歌羽、遅いよ。
お兄は心配だったんだからね!」
「ごめん、お兄。でも幸せだから許して〜」
「遥も。補導ギリギリまで歩かないの」
「心奏兄ちゃんごめん。」
「じゃあね、ハル」
「ウタ、またね」
そうして互いの家に入ったあと
遥の家の中で待機していたのは楓。
「お前、覚悟できてんのか?」
「知らないよ。楓兄」
「歌羽抱き潰ししてきたわけ?」
「それがなんだよ」
「いや?歌羽の歪んだ顔って
可愛いんだろうな〜って
俺としては思うわけで」
「楓兄!自分が何言ってんのか
わかってんのか!
六花さんがいる身だろ!冗談だろ!」
「さあな。六花だけを愛してるけど、
そうじゃなくなる日も来るかもしれないよ?」
「楓兄!ふざけるな!」
楓に対して遥が振りかぶった瞬間。
「楓!やりすぎよ」
「六花」
「遥くん、ごめんね。うちの旦那悪趣味で」
「六花さんが謝ることじゃない。
兄貴が行けないんだから」
そうして各々が部屋に戻っていったのかと
思いきや、
「じゃあ、俺が六花さんが欲しいって
言ったらどうするんだよ」
「楓!遥くん!?何するの!」
「六花!」
「六花さん、キスするって言ったら
怒るでしょ?」
「当然怒るよ!遥くん離しなさいって」
「嫌だよ。それくらいのことを
楓兄はしたんだから
携帯いじって何してんの?」
「お前には言わない。六花を離して」
「兄貴が歌羽を引き合いに出すからだよ!
楓兄がいけないんだろ!」
がちゃっとドアが開いた。
「遥、お前六花になにしてんの」
「心奏兄ちゃんは関係ない」
「関係なくないでしょ、離しなよ。
歌羽に見られても知らないよ」
「なんで心奏兄ちゃんまで」
「六花!」
「楓!遥くん離して!」
「六花さん、俺が六花さん壊そうか?」
「遥!いい加減に…!六花!」
「だって兄貴は歌羽の歪んだ顔見てみたいんだろ?
だったら俺だって六花さんの見てみたいもん」
「楓、お前何言ったの?」
「さぁな」
「楓、素直に吐かないと花音召喚するぞ!」
「はっ!?花音はやばいからやめとけ!
メス持ってくるぞあいつ!」
「花音入っていいぞー」
「遥くんも楓もいけない子だねぇ、
お姉さんが切って治すから」
「「治さなくていいです!!
ごめんなさい!!!」」
花音のひとことがトドメだった。
「遅いよ、花音」
「六花、私出ていこうとしたのよ?
でも心奏まだだめとかずっと言うから」
「もう!遥くんは!楓の口車に乗らないの!
楓も言うことを少し考えなさい!」
「悪いな六花」
「楓やり過ぎだから。ほんとにもう」
「六花さんごめん」
「元はといえば楓がいけないんだから。
でもまぁ怒りたくもなるか。
好きな人のことだしね」
そうして夜が終わり日が明けるのだ。
「遥、私幸せだよ、
こんなにだって愛してくれて」
「そういう意味?」
「違うよ!全部含めてね」
「歌羽、愛してるよ」
「私もだよ、遥」
キスしてキスしまくったあと
電話。
それぞれに。
まず遥。
「おーい、お前たち
どこほっつき歩いてんだー?
そろそろ帰ってこい。
パトに見つかったら補導だぞ」
「楓兄わかってるよ、すぐ帰る」
「ホントかー?まぁきをつけろよ〜」
歌羽
「歌羽、お兄はこの時間まで遊んでこいとは
言ってないよ?
どこにいるのかなぁ、
お前女の子なんだから気をつけなさい」
「んー?遥と一緒だよぉぉ、
気持ちいい〜」
「早く帰ってこい!バカ!」
そうしてホテルを出て帰路につく。
玄関前で待っていたのは
心奏だ。
「歌羽、遅いよ。
お兄は心配だったんだからね!」
「ごめん、お兄。でも幸せだから許して〜」
「遥も。補導ギリギリまで歩かないの」
「心奏兄ちゃんごめん。」
「じゃあね、ハル」
「ウタ、またね」
そうして互いの家に入ったあと
遥の家の中で待機していたのは楓。
「お前、覚悟できてんのか?」
「知らないよ。楓兄」
「歌羽抱き潰ししてきたわけ?」
「それがなんだよ」
「いや?歌羽の歪んだ顔って
可愛いんだろうな〜って
俺としては思うわけで」
「楓兄!自分が何言ってんのか
わかってんのか!
六花さんがいる身だろ!冗談だろ!」
「さあな。六花だけを愛してるけど、
そうじゃなくなる日も来るかもしれないよ?」
「楓兄!ふざけるな!」
楓に対して遥が振りかぶった瞬間。
「楓!やりすぎよ」
「六花」
「遥くん、ごめんね。うちの旦那悪趣味で」
「六花さんが謝ることじゃない。
兄貴が行けないんだから」
そうして各々が部屋に戻っていったのかと
思いきや、
「じゃあ、俺が六花さんが欲しいって
言ったらどうするんだよ」
「楓!遥くん!?何するの!」
「六花!」
「六花さん、キスするって言ったら
怒るでしょ?」
「当然怒るよ!遥くん離しなさいって」
「嫌だよ。それくらいのことを
楓兄はしたんだから
携帯いじって何してんの?」
「お前には言わない。六花を離して」
「兄貴が歌羽を引き合いに出すからだよ!
楓兄がいけないんだろ!」
がちゃっとドアが開いた。
「遥、お前六花になにしてんの」
「心奏兄ちゃんは関係ない」
「関係なくないでしょ、離しなよ。
歌羽に見られても知らないよ」
「なんで心奏兄ちゃんまで」
「六花!」
「楓!遥くん離して!」
「六花さん、俺が六花さん壊そうか?」
「遥!いい加減に…!六花!」
「だって兄貴は歌羽の歪んだ顔見てみたいんだろ?
だったら俺だって六花さんの見てみたいもん」
「楓、お前何言ったの?」
「さぁな」
「楓、素直に吐かないと花音召喚するぞ!」
「はっ!?花音はやばいからやめとけ!
メス持ってくるぞあいつ!」
「花音入っていいぞー」
「遥くんも楓もいけない子だねぇ、
お姉さんが切って治すから」
「「治さなくていいです!!
ごめんなさい!!!」」
花音のひとことがトドメだった。
「遅いよ、花音」
「六花、私出ていこうとしたのよ?
でも心奏まだだめとかずっと言うから」
「もう!遥くんは!楓の口車に乗らないの!
楓も言うことを少し考えなさい!」
「悪いな六花」
「楓やり過ぎだから。ほんとにもう」
「六花さんごめん」
「元はといえば楓がいけないんだから。
でもまぁ怒りたくもなるか。
好きな人のことだしね」
そうして夜が終わり日が明けるのだ。
