そうして実家に帰ってきた、楓
「なぁ、六花、俺は…」
「楓、えっと…」
軽く押して抵抗した六花。
「ここは家じゃないから!玄関はだめ!」
「六花。親も遥たちもまだ帰ってこないから」
「そうじゃないでしょ!
いつもと同じ感じで通るわけじゃないから!」
ひょこっと遥が姿を現し、
「楓兄、警戒してなさすぎ。
鍵閉めとけ。
後、母さんには見つからないようにしなよ。」
「遥、お前帰ってきたら覚悟しとけよ?」
「楓兄が悪いんだろ。知らねぇよ。」
「もう!楓!」
「六花〜可愛すぎ!」
楓を引っ張り2階に上がる六花。
ドアを開けて、楓を押し倒す。
「六花……?」
「楓がいけないの!」
「は……?」
「遥くんに見られたじゃん!」
「なに、六花?
遥に見られたの興奮した?」
「違う!恥ずかしかった!」
「六花、キスしよ?」
「楓のバカ!しない!」
「やだ。六花とキスする」
軽く唇が触れる。
「楓!ちょっとは考えろー!!」
六花から平手打ちが飛んできたのだった。
そのままの勢いで家から出てきた歌羽は
ノースリーブで、体のラインがよくわかる。
「わっ!まずいまずい!
この格好は…!?」
「歌羽、俺のでいいから着て」
遥が自分の着ていた上着を貸す。
「遥のにおいする。ん。ありがとう」
「俺のだもん。そうでしょうね」
後ろから歌羽をぎゅっと抱きしめて
遥は言った。
「俺は絶対歌羽を幸せにしたいんだ
プロポーズ受けてくれてありがとう」
「遥、私だって遥を護るよ
伊達にフェンシングやってないから」
「それは俺もそうだけど」
「私、剣術なら遥に負けないから」
「それ、俺に言うの?」
中学時代私はフェンシングをやっていた。
私のフェンシングでの得意なのは
「フルーレ」と「エペ」
遥は「フルーレ」と「サーブル」
けどなぜか遥は運動部を中学時代掛け持ちして
フェンシングと剣道をやっていた。
遥はフェンシングだろうと剣道だろうと
すごく強かった。
でもどちらかというと得意なのは剣道の方。
体格が違うのにお互いでやり合ったことも
中学時代にはあった。
抱き締められた腕が解かれたあと遥は言った。
「二人でどこ行くかなぁ、どこがいい?」
「ラブホ」
「え!? 歌羽本気?」
「ラブホ」
「あのねぇ…。俺だって男だけど?」
「知ってる。遥だから言ったの」
「わかった。
じゃあ寝かせないからね」
そうして18歳と17歳は
ラブホへ向かうことにした。
「なぁ、六花、俺は…」
「楓、えっと…」
軽く押して抵抗した六花。
「ここは家じゃないから!玄関はだめ!」
「六花。親も遥たちもまだ帰ってこないから」
「そうじゃないでしょ!
いつもと同じ感じで通るわけじゃないから!」
ひょこっと遥が姿を現し、
「楓兄、警戒してなさすぎ。
鍵閉めとけ。
後、母さんには見つからないようにしなよ。」
「遥、お前帰ってきたら覚悟しとけよ?」
「楓兄が悪いんだろ。知らねぇよ。」
「もう!楓!」
「六花〜可愛すぎ!」
楓を引っ張り2階に上がる六花。
ドアを開けて、楓を押し倒す。
「六花……?」
「楓がいけないの!」
「は……?」
「遥くんに見られたじゃん!」
「なに、六花?
遥に見られたの興奮した?」
「違う!恥ずかしかった!」
「六花、キスしよ?」
「楓のバカ!しない!」
「やだ。六花とキスする」
軽く唇が触れる。
「楓!ちょっとは考えろー!!」
六花から平手打ちが飛んできたのだった。
そのままの勢いで家から出てきた歌羽は
ノースリーブで、体のラインがよくわかる。
「わっ!まずいまずい!
この格好は…!?」
「歌羽、俺のでいいから着て」
遥が自分の着ていた上着を貸す。
「遥のにおいする。ん。ありがとう」
「俺のだもん。そうでしょうね」
後ろから歌羽をぎゅっと抱きしめて
遥は言った。
「俺は絶対歌羽を幸せにしたいんだ
プロポーズ受けてくれてありがとう」
「遥、私だって遥を護るよ
伊達にフェンシングやってないから」
「それは俺もそうだけど」
「私、剣術なら遥に負けないから」
「それ、俺に言うの?」
中学時代私はフェンシングをやっていた。
私のフェンシングでの得意なのは
「フルーレ」と「エペ」
遥は「フルーレ」と「サーブル」
けどなぜか遥は運動部を中学時代掛け持ちして
フェンシングと剣道をやっていた。
遥はフェンシングだろうと剣道だろうと
すごく強かった。
でもどちらかというと得意なのは剣道の方。
体格が違うのにお互いでやり合ったことも
中学時代にはあった。
抱き締められた腕が解かれたあと遥は言った。
「二人でどこ行くかなぁ、どこがいい?」
「ラブホ」
「え!? 歌羽本気?」
「ラブホ」
「あのねぇ…。俺だって男だけど?」
「知ってる。遥だから言ったの」
「わかった。
じゃあ寝かせないからね」
そうして18歳と17歳は
ラブホへ向かうことにした。
