翌朝
遥はこっぴどく母親から叱られた。

「遥!あんた前に言ったわよね!

歌羽ちゃん連れ込んだら鉄拳よって!

何をやってるのよ!!!」

遥の反論

「俺の彼女だから問題ないし、

ヴァージンなんてとっくに終わってるから。

んじゃ歌羽と学校行ってくるから」

母からの怒号 

「ばか遥ー!!!反省しろアホー!!!」

遥は母親に

「あ、俺の部屋は入るなよ。

歌羽のいいにおい飛んでったら困るから。

俺が何したのかもわかっちゃうからな。」

歌羽が聞く。

「いいの?お母さんすごく怒ってるけど…」

遥が返事をする。

「いいの。俺が歌羽といたいんだから。

歌羽を愛してるんだからね。」

登校して二人の顔を見て笑う二人

雪と陽菜だ。

『ぶっ!二人とも夜楽しかったんだなぁ〜』

どうやらこの二人にはすべて筒抜けなのか…と

二人で焦ったのは知る由もなかった。
 
そんなこんなで5月。

もう少しで遥の誕生日。

短期バイトをしてプレゼント

ちゃんと準備した。

今年は受験だからお守りと筆記用具一式。

あと勉強に役立ちそうなもの。

あとは私にリボン結んでねだる予定(何をだ)