お互いバイトから帰宅するのは


午後10時あと一時間で補導されるギリギリだ。

遥は歌羽に電話する。 

「ウタ?今平気?」

返事が帰ってくる。

「ハル?バイトお疲れ様。

明日は学校終わり何もない日だよね?」

遥が話す。

「うん。明日は何もない日だよ。


どうかしたの?」

歌羽が告げた。

「明日は一緒にいたい」と

遥はとんでも発言をした。

「ねぇ、今から俺んちこない?

親はもう寝てるし大丈夫だから」

なんかあの日を境に

ハルの態度やら遠慮がなくなった気がする。

「お母さんにハルが怒られても知らないよ?」

歌羽の心配はよそに

「そんなの気にすんな。

俺が一緒にいたいんだから。


制服一式持ってきて。」

その発言は絶対来いだと

わかった歌羽は遥の家に向かった。

と言ってもすぐ隣なのだが、

インターホンだと気づかれるので

電話で遥を呼ぶ。

カチャ。玄関が開く。

開けた瞬間ため息をつく。遥が。

「あのね〜ウタは無防備すぎる。

来て。早く。」

手を引かれ遥の部屋に入っていく。

遥はニコニコしてるけど怒ってる顔だ。

「歌羽、無防備すぎ。

俺に抱かれてもいいの?」

歌羽はサラッと

「え、良いじゃんハルなんだし。」

遥はあ~もう。

とため息をつきながら、

ベッドに歌羽を押し倒す。 

「俺に何されても文句なしだからね?」

別に驚いている様子もない歌羽。

「え?なんの話」

通じてるんだか通じてないんだか…。

「だから、抱き潰すから。お前を。

ぐちゃぐちゃに壊してやる。」

遥の唇が歌羽に触れる。

何度も何度も執拗いくらいに

角度を変えて舌を絡ませ甘い唇を絡ませる。

歌羽のキャミソールを

はだけさせブラジャーをたくし上げる。

歌羽の顔が紅潮していく。

女らしい胸の膨らみを遥

は眺め左の突起を摘む。

それに対して無言ではなかった。


声を上げたのは歌羽だ。

「あっ、、遥待って待ってそこはっ…」

女らしい歌羽の艶のある声。

何度も何度も同じ行為を左右繰り返す。

突起に口づけ、さらに顔を紅潮させる歌羽。

「甘いよ。歌羽。

ねぇ、もっと甘くして」

そこには、半裸で少し顔を赤らめた遥がいた。

「歌羽。可愛い。

その顔は俺だけにしてよね。

ね、もっとかわいい顔見せて。」

そう言ってルームウェアの中の


下着に手を入れて秘部を弄る遥。

顔が紅潮し過ぎて
口をパクパクさせながら快感に耐える歌羽。

「遥、好きって言って。」

頑張って伝えてみる歌羽。

「歌羽、好きだよ。

ずっと小さい頃からずっと。」

口ではそう言いながら秘部弄り続ける遥。

次の瞬間。

身体がピクピク痙攣し力が抜けた。

歌羽が。 

意地悪な言い方をしてみる遥。

「あれー?もうイッちゃったの?

まだ楽しみたいのに、

ほら。あ、いい反応。可愛い。」

息を上がらせ呼吸が浅くなる

歌羽とは引き換え、

遥はどんどんと歌羽の服をはだけさせ、

下着をすべて外し全裸の状態に仕立て上げた

それと同時に自分の服も

どんどんとはだけさせ

自分も全裸になっていった。

秘部を弄り舐め回し、快感を覚えさせた。

歌羽の身体は素直で

ピクピクと震え上がり快感を悶えるように

動かしている。

そうして遥は自分を歌羽の中に入れた。

歌羽の顔は苦痛で歪んではおらず

むしろ快感に溺れ艶のある顔だ。

遥は歌羽に問う。

「気持ちいいの?歌羽。」

歌羽は恥ずかしそうに答えた。

「ん、、きもち、いい、はるかの、、、

おくまできてて、、、もっと、ほしい」

遥は箍が外れた。

「あ~もう!我慢できない!

可愛いんだから!

そんな可愛いならもっと鳴かせてあげないと

ほら、俺の上来て」

目をまんまるにする歌羽

今度は違う体制で遥が歌羽の中に入ってくる。

一番の快感だったようですぐ脱力した。

すぐに遥のモノは引き抜かれ歌羽は、

四つん這いにさせられた。

今度は後ろから遥のモノが入ってくる。

手で前から秘部を弄る遥に対し、

息が上がり続ける歌羽。

「あ、、、はる、か、そこはっだめぇぇぇぇ!」

続けて

「あぁぁぁぁー!!

待って待ってぇぇぇぇ!いくぅ!


イッちゃう!あああぁーーー!」

歌羽がそんな状態であっても

愛撫を辞めず快感に溺れさせる遥。

「あーあ。可愛いねぇ。
ねぇ見て歌羽。

ぐちょぐちょで糸引いちゃって。
もっと可愛くなってほしいんだけど」

そんななか正常位に戻って

顔を見つめ合う二人。

ふと気がついた。
とんでもないことに。
歌羽が聞く。

「ねぇ、ハル、ゴムは?」

返答は予想の斜め上。

「大丈夫。してない。

出来ても責任とるし。

ウタとの子供欲しいしね。」

予想の斜め上に口あんぐりの歌羽。

でも、同意してしまった自分がいた。

「ん。責任取ってくれるの?

じゃあ幸せにしてもらおうかな」

遥が答える。

「仰せのままに。たっぷり注いであげる。
まぁ、これでできちゃったら奇跡でしょ。」


軽口をたたく割には真剣な顔。

そうして何度も何度も腰を動かす遥。

歌羽の中に精が注がれた。

(…俺はほんとに歌羽と愛を誓うから。

絶対に離さない。

俺を愛してくれてありがとう歌羽。)

そんなに言葉はかわさないまま

二人の交わりは終わった。

翌朝遥が母親にこっぴどく叱られたのは

言うまでもなかった。