お互い携帯電話で呼ばれた


まず歌羽。


「歌羽ご飯できてるわよ〜

寝てるなんて珍しいわね

靴があるってことは遥くん来てるのね?

遥くんにも電話が行ってるはずよ〜

仲がいいのはいいけど程々にしなさいね」


その後遥。


「ちょっと遥!ご飯できてる!

回覧板を届けに行くのに何時間かかってるの?

歌羽ちゃんのところに入り浸りすぎよ!

女の子の部屋に長居しない!

さっさと帰ってくる!」

ハルは怒られたらしい。


さっさと来ていた服を着て

お邪魔しましたーと帰っていった。


その後私は帰ってきた父親と母親と

夕食を食べる。


父と母には怒られることもなく、

二人揃って同じことを言ってた


「腐れ縁の遥くんと仲良しでいいこと。

健全にね」



ある意味釘を刺してる。



ハルの家は案の定怒られたらしい。

「女の子の部屋に長居するとか何してんの!

腐れ縁の歌羽ちゃんだから

いいとかじゃないんだからね!

あと自分の部屋に歌羽ちゃん連れ込んだら

鉄拳飛んでくるんだからね!」

と母親からきつく言われたらしい。