大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

茅実先輩は、立ち上がって、大きく伸びをした。

ハッと私は気付く。

「あ、あのっ!学校!」

もう登校時間なのではないだろうか??

そう聞いても、先程と変わらない最早怖い笑顔で、ポップに話される。

「なに?それ。シラナイナァ」

な、なぜ?

行きたいのではないのだろうか?

私がポツンとしていて、頭の中にははてなが浮かび続けた。

「ふふっ、いや、ごめんね。さすがに嘘だよ。実は俺も少し体がだるくてね」