「由乃が、望んでくれるなら、俺はいつまでだつて、由乃と居たいよ」

暖かい、落ち着く場所…。

甘い言葉に反応してつい赤くなってしまう。

私を宥めるためのお世辞だとしても…恥ずかしすぎる。

「あのっ、でも…やっぱり…、ずっとお世話になるなんて…申し訳ないですっ」

先輩の指のせいで、どんどん、まどろみに落ちそうになる。

まだ、話さなきゃいけないこといっぱいあるのに…。

「そんなことないよ。俺からしたら嬉しいくらい」

「ん…」