大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

から、その構想が頭を駆け巡る翌日は少し楽しみになる。

楽しみといわずとも、少し、翌日への感覚が楽になった。

学校に登校しようと行かなくなってから数日は頑張って制服を着てみたけれど、部屋と廊下を隔てる扉のドアノブに手を掛けようとしても、震えて、開けられない。

部屋の外は私にとっては、もう怖くて未知数なの。

登校するためにでる時間にはお母さんが帰ってくるかもしれない時間だから、でるのが怖い。

あの人と合うのは、もう怖い。

それからというもの、私は頑張ることもやめ、家の中でずっと妄想をして、少し勉強をしての毎日を送っていた。