大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

これはそう、一目惚れという名の、一、きっかけだった。

俺はそれから、自分の初めてでなんなのか分からない感情を突き止めるように、毎日、由乃の家の前を通り、由乃の顔が窓から見えたときには、少し嬉しく思うようになった。

学校に彼女はもう、来れているものだと思って、2年のフロアに行ったら、居なくて、それなりにショックだったけれど、ほとんど、毎日のように彼女の顔が窓からうかがえた。

どうしようもなく彼女のことが気になった。

すると、いつもの様子じゃないと、回りに感づかれ始め、由乃の情報を探りまくっていることも知れ渡り、前までは回りに集まって鬱陶しかったゴミ…いや、生徒たちが、一目おいてくれるようになり、俺としては結構助かっていた。