大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

忙しくてつかれちゃってるのかな?

だ、だったか、電話してる場合じゃないのかも!

「か、会長さん!私は、その、大丈夫ですから!お体を大事になさってください!」

『えっ、ま、待って?ちが、体が限界な訳じゃなくてっ』

私は既に耳からスマホを離していて、茅実先輩の慌てた声にも気付かず、ブチッと通話を切った。

ふぅ、と息を吐くと、スマホを机において、またすぐベットに横になった。

寂しいなぁ。

さっきまで話していたからこそ、より一層寂しく感じてしまう。

「茅実先輩…」