『っ、かいちょう…さんっ…』
由乃は今きっと泣いているんだろう。
けれど、由乃を傷つけたい訳じゃないんだ。
「由乃、俺はいつまでても待てる、無理しなくて良いんだ。それに、学校に来れなかった時は、こうやって電話をしても良いかな?」
電話の奥で由乃が息をのんだのが分かった。
それでも絞り出したような声を出してくれた。
頑張ってくれた。
『はいっ、はいっ。私も、会長さんとお話しするの好きですっ』
あ~、可愛い、真っ赤な顔が脳裏に浮かぶ。
嬉しすぎる言葉をくれた由乃に俺も返す。
由乃は今きっと泣いているんだろう。
けれど、由乃を傷つけたい訳じゃないんだ。
「由乃、俺はいつまでても待てる、無理しなくて良いんだ。それに、学校に来れなかった時は、こうやって電話をしても良いかな?」
電話の奥で由乃が息をのんだのが分かった。
それでも絞り出したような声を出してくれた。
頑張ってくれた。
『はいっ、はいっ。私も、会長さんとお話しするの好きですっ』
あ~、可愛い、真っ赤な顔が脳裏に浮かぶ。
嬉しすぎる言葉をくれた由乃に俺も返す。

