大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

自分が独占欲の強い方だということは分かっている。

はぁ、とにもかくにも、俺は今日2年に用事がある。

「どうした?茅実、怖い顔しやがって」

「今日は2年に叩きのめしに行かなきゃいけないヤツがいるんだよ…チッ」

由乃を理不尽に怒鳴り付けたヤツらを、完膚なきまでに叩きのめさないとな。

なんて思っていると、久助が俺の肩にポンと落ち着けと言うように置いてきた。

「待て、嫌な予感がする。叩きのめすって何をするんだ?」

「あ?そのままのことするんだよ」