るのではないかと思い込んでしまう。

っ……。

ダメだ、足がふらふらしてきた。

視界もなんだか、歪んで…。

鼓動が嫌ななり方をしている。

嫌だ、怖い怖い怖いっ…。

頭が回らなくなってきた頃、信号の変わった音が聞こえて、ハッと我に返る。

私はバッと俯くと、家に走って帰ってしまった。

こんな自分……嫌だ…嫌いだっ……。


私って…なんて……弱い……っ。