人に合うことをいつも怖がっていたのに…、茅実先輩はすごい人だなぁ。

心の中の熱いものが、だんだん大きくなって行くのを感じつつ、私はだんだんと眠りに落ちてしまう。

きっと、慣れないことをして、体がつかれていたのだろう。

電話中に眠ってしまうなんて、非常識なことは分かっているのになぁ。

久しぶりに、構想を考えずに、幸せに包まれて眠った。


,,,,,,,

「あれ?由乃?」

かわいい寝息が小さく聞こえて、もしかしたら、寝てしまったのではないかと気付く。