私は毎日ここに来ることを楽しみに、眠りに落ちる。

この世界では体がとっても軽くて、私が夢見てやまない、キラキラした世界が広がっていた。

この世界では、私は主人公で、私を放置して嫌そうな顔を向けるお母さんも、そんなお母さんから逃げるように家にいない、お父さんもいない。

2人とも仲良く、家から私を見送ってくれていて、私は元気に学校に登校するの。

そこでは、学校一の人気者の佐島茅実先輩が、私の頭をポンポンって撫でてくれるの。

それ以上の夢は申し訳ないし、なんて言うか、想像がつかない…。

でも、茅実先輩は生徒会長をしていて、取っても毎日忙しそう。