大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

「あの、明日も、会長さんは学校にいらっしゃいますか?」

『…うん、もちろん。いるよ』

「そ、の、保健室でも…っ、学校に行っても良いんですかっ?」

ぎゅっと目をつむって、勇気を振り絞る。

この人がいるなら、あんなにも怖い学校にも行けるかもしれない。

そとに行くことも、怖くないかもしれない。

『っ、もちろんだよ。保健室だって、学校だよ。来てくれる?』

1ヶ月前も学校に通っていなかったのに…、この人の顔ははっきりと覚えてる。