大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

「由乃」

「は、はいっ」

「伝わった?俺の気持ち」

「っ」

うなじを沿うようにつうっとなぞられる。

「は、いっ、でも、じ、じゃぁ、どうして…」

茅実先輩は不思議そうな顔をした。

「どうして、女の人と居たんですか?茅実先輩…、遅くまで、それに、度々合ってたのって、その人ですよね?」

不安でじっと茅実先輩を見つめる。

「えっ、由乃電話で、聞こえてたの?」