大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

昨日の話をされると、火照ってしまうからあまり言葉にされると困るのだけれど…。

「えっと、その、正直、少し怖かったですし、驚きましたけど、その、拒絶されたことが一番辛かったので、触れてくれたことはすごく嬉しかったです」

素直な気持ちって、つたえるの難しいっ。

額を茅実先輩の胸にあてて、俯く。

恥ずかしすぎる…。

茅実先輩がまた優しく抱き締めてくれて、嬉しさが生まれる。

「俺もそれ聞けて嬉しすぎる…」

な、なんか、茅実先輩の方が強いニュアンスに聞こえるけれど…。