「俺がなんで由乃に触らず自制していたのか…、いや、まぁ、由乃ならそれが分からなくても仕方がないか…、それよりも、今まで好きって伝えてきたつもりだったけど、俺が由乃以外に好意を向けていると思っていたなんて…」
一度もう片方の手で、自分の顔を覆った茅実先輩の手が離れて指の隙間から見えた目は獣のようで瞳孔が開いていた。
か、かや、み、せんぱい?
「由乃にはまだ足りなかったのか…、もっとまっすぐ、細かく、激しく、教えてあげれば良かったかな?」
「あっみ、せ、はっんっ!」
唇が茅実先輩の親指で押し開けられたまま、茅実先輩が深くキスをしてくる。
「んっ、」
も、頭が回らなくなる。
一度もう片方の手で、自分の顔を覆った茅実先輩の手が離れて指の隙間から見えた目は獣のようで瞳孔が開いていた。
か、かや、み、せんぱい?
「由乃にはまだ足りなかったのか…、もっとまっすぐ、細かく、激しく、教えてあげれば良かったかな?」
「あっみ、せ、はっんっ!」
唇が茅実先輩の親指で押し開けられたまま、茅実先輩が深くキスをしてくる。
「んっ、」
も、頭が回らなくなる。

