けれど、突然暖かくなる。
ふわりとら大好きな香りと共に包まれた。
っ…!!
「由乃、寒いでしょ?家に返ろう?」
茅実先輩、なんで、抱き締めてくれるの?
この人はいつも私のほしいものをくれる。
茅実先輩の鼓動が早い、息もあがってる。
あれからも、ここまで走ってきてくれたんだ。
この人のことが、私、好きだなぁ。
でも、この人には私にここまでしてくれる理由なんてないでしょう?
私は茅実先輩の腕のなかで首を振った。
ふわりとら大好きな香りと共に包まれた。
っ…!!
「由乃、寒いでしょ?家に返ろう?」
茅実先輩、なんで、抱き締めてくれるの?
この人はいつも私のほしいものをくれる。
茅実先輩の鼓動が早い、息もあがってる。
あれからも、ここまで走ってきてくれたんだ。
この人のことが、私、好きだなぁ。
でも、この人には私にここまでしてくれる理由なんてないでしょう?
私は茅実先輩の腕のなかで首を振った。

