大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

「せ、先輩っ?」

突然っ。

「無理してない?嫌なことがあったら、なんでも言ってね?すぐに駆けつけるから。守るから」

茅実先輩…やっぱり、心配してくださっていたんだ。

私も茅実先輩の背中に腕を回して抱き締めた。

「はい。ありがとうございますっ。茅実先輩」

この人の側は本当に居心地が良い。
腕のなかにいると、ずっとここにいたくなって、時間が止まってほしくなってしまう。