茅実先輩は部屋にはいっていき、先生と私だけが、リビングにいった。

「あ、あの、先生、何かあったんですか?」

「…由乃ちゃん」

日々話すなかで、先生は私を由乃さんではなく、由乃ちゃんと呼んでくれるよえになった。

なぜか茅実先輩が嫌そうな顔をしていたけれど…。

「はい…?」

「単刀直入で申し訳ないのだけど、学校に行ってみない?」

「…え?」

学校…?

そ、れは…。