大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)

俺は平常心を装って「うん。ただいま」と返した。

俺が一度自室に行き、リビングに戻ってくると、アイロンは終わらせたのか、アイロン台は片付けられていて、良い匂いが漂っていた。

その元を見ると、キッチンで由乃が立っていた。

本当に由乃はなんでも出来る。料理の腕もとてもすばらしいものだった。

由乃は俺を見るや否や嬉しそうに笑った。

「お風呂沸かせていますよ。入りますか?それとも先にご飯を食べますか?もう出来たので、すぐ用意できます」

うぅ、本当に最高。

由乃には何もせずゆっくりしていてもらいたいけれど、なにもしないというのも居心地が良くない