「ふふっ、ほら可愛い」
生暖かくて、どこかすべすべしたようなものが耳を優しく挟まれる感覚があった。
きっと、茅実先輩に耳を食まれている。
なんだか、優しくまんべんなく食まれているような感覚がある。
その度に顔を押し付けていて、何も分からない、見えない分、耳に集中して、変に感じてしまう。
「うっ、ひゃっ、ひゃうっ、あっ」
「ふふっ、可愛い、食べたくなるなぁ…」
「か……やみせんぱい…」
いつの間にか力が抜けてしまい、すがり付くように、背中の服をぎゅうっと拙く握った。
生暖かくて、どこかすべすべしたようなものが耳を優しく挟まれる感覚があった。
きっと、茅実先輩に耳を食まれている。
なんだか、優しくまんべんなく食まれているような感覚がある。
その度に顔を押し付けていて、何も分からない、見えない分、耳に集中して、変に感じてしまう。
「うっ、ひゃっ、ひゃうっ、あっ」
「ふふっ、可愛い、食べたくなるなぁ…」
「か……やみせんぱい…」
いつの間にか力が抜けてしまい、すがり付くように、背中の服をぎゅうっと拙く握った。

