足早に部屋に戻った私は、いつもみたく、部屋の空気を循環させて、椅子に座って、大きく空気を吸った。

本当に気持ちいいなぁ。

心を落ち着かせて、まんをじして、スマホを取り、電話をした。

学校に。

お母さんには頼めないから、自分で連絡するしかない。

怖い怖い怖い…、手が震えるけれど、この連絡をしないと、学校に行かなくちゃいけなくなる。

その方が嫌だもん。

私は電話をかけた。

3コールほどした頃だろうか、ピッという音と共に