そういえば、風間さんはお越しになれなかったのかしら。スタジオ内を見回していると、後ろから軽く肩を叩かれた。
「エリサちゃん、とーってもよかったよ!」
そこには、満面の笑みを浮かべる風間さんが立っていた。
「風間さん! 来てくださったのですね」
「もちろん。撮影の邪魔にならないよう、こっそり見守っていたよ」
「まぁ。お声をかけてくださればよかったのに」
「いやいや、すごく集中しているようだったからね。それに、つい見入っちゃってさ」
途中で入ってこられたのかしら。まったく気がつかなかったわ。
責任者の方が来られたら、現場はピリッとするものだけど……風間さんの穏和で親しみやすい人柄のせいか、スタッフの方たちに緊張した様子はなかった。
「さっき磯崎君とも少し話したんだけど、君たちはなかなか相性がよさそうだね。久々にシャッターを切る手が震えたと、彼が言っていたよ」
風間さんの言葉に、私の横で直立していた黒瀬さんの体がピクリと動いた。
「そんなふうに言っていただけるなんて、とても光栄ですわ」
「これから彼との仕事も増えるだろうね。磯崎君ならきっと、エリサちゃんの魅力を最大限引き出してくれるよ」
確かに、磯崎さんとはお仕事がしやすいと感じた。彼がなにを求めているのかが、すんなり伝わってきたもの。
「エリサちゃん、とーってもよかったよ!」
そこには、満面の笑みを浮かべる風間さんが立っていた。
「風間さん! 来てくださったのですね」
「もちろん。撮影の邪魔にならないよう、こっそり見守っていたよ」
「まぁ。お声をかけてくださればよかったのに」
「いやいや、すごく集中しているようだったからね。それに、つい見入っちゃってさ」
途中で入ってこられたのかしら。まったく気がつかなかったわ。
責任者の方が来られたら、現場はピリッとするものだけど……風間さんの穏和で親しみやすい人柄のせいか、スタッフの方たちに緊張した様子はなかった。
「さっき磯崎君とも少し話したんだけど、君たちはなかなか相性がよさそうだね。久々にシャッターを切る手が震えたと、彼が言っていたよ」
風間さんの言葉に、私の横で直立していた黒瀬さんの体がピクリと動いた。
「そんなふうに言っていただけるなんて、とても光栄ですわ」
「これから彼との仕事も増えるだろうね。磯崎君ならきっと、エリサちゃんの魅力を最大限引き出してくれるよ」
確かに、磯崎さんとはお仕事がしやすいと感じた。彼がなにを求めているのかが、すんなり伝わってきたもの。



