その箱は白いリボンがかかっていて、そっとそのリボンを解き、箱を開けると
私が可愛いと思ったティアドロップ型のネックレスが入っていた。
「え!え!?」
「美海、それ気に入ってたろ?」
「気に入ってましたけど、でもかなり値段が……」
先輩、そのためにまたバイトの量を増やしたんじゃ……と思うと嬉しいの半分、ちょっと心が痛んだ。
「貸して。つけてやるから」と言ってネックレスを手にすると先輩は私の後ろに回り込み、ネックレスの留め金をつけてくれた。
「ん、やっぱ美海に超似合う」と言って先輩は満足そうだ。
「せんぱ……」
私の目頭がまたも熱くなった。私の為に頑張ってくれたんですね……
やっぱ嬉しいよぉ。
「な、何…!実は気に入らなかった」
私はぶんぶん首を横に振って、
「嬉しくて。一生大事にします」
「はは、美海は可愛いな~、今はこんなものしか買ってやれないけど、いつか……美海の左の薬指にでっかいダイヤモンドの指輪を買ってやるからな」
左の薬指……それって―――
「ぅわ、らしくないこと言っちまった。こんなタイミングでプロポーズ…?みたいなことする筈じゃなかったけど。しかもラブホだし」
「場所は関係ないです。すっごく嬉しい」
まだ涙が止まらないよ。
私は先輩に抱き着いた。
勢いあまって「ぅわ!」先輩ごと後ろに倒れる。良かった……後ろがふわふわのお布団で…
「先輩―――好き、大好き」
「俺も」
私たちはキスをして、先輩の手が制服のスカートの中、太ももを撫でてきたことをきっかけにいつもより激しく抱き合った。



