「い、いつの間に馬車の中に!?」
シーラが驚いていると、馬車がふわりと浮かび上がる。そして、ゆっくりと空へ登っていった。
(馬車が、そ、空を飛んでいる!?)
窓の外を見ると、近くにカラスのような真っ黒い鳥が一羽、並んで飛んでいる。全身真っ黒いが、尾の部分に一筋だけ群青色に輝く羽根があった。
「カラス?ではない?」
「ああ、クロウリアのこと?そうだね、人間の君たちの知っているカラスとは違うかな。鳥族が変身する鳥の姿は、君たちの知っている鳥とは似ていて非なるものなんだ」
「そう、なんですか」
「国に着いたら、色々と教えてあげるよ。慌てなくても、ゆっくり知っていけばいい」
隣に座るルーリウスに、ね?と優しく微笑まれ、シーラは胸がドキドキしてしまう。
(こんなに素敵な人に優しくされて……どうにかなってしまいそう)
顔に熱が集中してしまい、茹蛸になってしまいそうだとシーラは思って手をひらひらさせて風を顔に送る。そして、ふとフルールの姿がないことに気が付いた。
シーラが驚いていると、馬車がふわりと浮かび上がる。そして、ゆっくりと空へ登っていった。
(馬車が、そ、空を飛んでいる!?)
窓の外を見ると、近くにカラスのような真っ黒い鳥が一羽、並んで飛んでいる。全身真っ黒いが、尾の部分に一筋だけ群青色に輝く羽根があった。
「カラス?ではない?」
「ああ、クロウリアのこと?そうだね、人間の君たちの知っているカラスとは違うかな。鳥族が変身する鳥の姿は、君たちの知っている鳥とは似ていて非なるものなんだ」
「そう、なんですか」
「国に着いたら、色々と教えてあげるよ。慌てなくても、ゆっくり知っていけばいい」
隣に座るルーリウスに、ね?と優しく微笑まれ、シーラは胸がドキドキしてしまう。
(こんなに素敵な人に優しくされて……どうにかなってしまいそう)
顔に熱が集中してしまい、茹蛸になってしまいそうだとシーラは思って手をひらひらさせて風を顔に送る。そして、ふとフルールの姿がないことに気が付いた。



