幸せの青い小鳥を助けたら、隣国の王子に番になってくれと求婚されました


 シーラの言葉を聞いた瞬間、ルーリウスはシーラに抱き着いた。

「よかった!来てくれると信じていたけど、でもやっぱり嬉しいよ」

 そう言って、ルーリウスはぐりぐりとシーラの首に自分の顔をこすりつけている。

「あ、あの、くすぐったいです……」
「ああ、ごめん」

 クスクスと嬉しそうに笑いながら、ルーリウスはシーラの手を取って立ち上がった。ふと、視線の先にはフルールがいる。

「フルール!」
「シーラ様、おめでとうございます。どうか、幸せになってくださいね」

 目を潤ませながらそう言うフルールを見て、シーラは思わずルーリウスを見る。すると、ルーリウスは当然だと言うように頷いた。

「フルール、と言ったね。俺が鳥の姿の時には本当に色々と世話になった。ありがとう」
「いえ、私は何も……」
「君にも、シーラと一緒に来てほしい。シーラには君が必要だ。国に行っても、シーラを今までのように支えてほしい。もちろん、君が良ければの話だけれど」
「いいんですか……!?」