「もしあなたが求愛してくれているなら嬉しいわ。……私も、小鳥になってあなたと一緒に飛んでいけたらいいのにね」
悲し気に微笑みながらシーラがそう言うと、小鳥はそれに答えるかのように、また美しい歌声を披露し始めた。
「シーラ様、いずれハルベルト様と結婚なさればここから出て行けますし、キリル様からいじめられることもきっと無くなります。それまでの辛抱ですよ」
フルールの言葉に、シーラは眉を下げる。親同士が決めた婚約相手、ハルベルト。父親がシーラを家から追い出すために婚約をこじつけたが、お互いに一度も会ったことが無く、月に一度手紙のやり取りをするくらいだ。
(私なんかが婚約者で、ハルベルト様はいいのかしら……)
シーラがぼうっと床を見つめていると、小鳥は慌てたように美しい歌声を披露し始める。
「そんな男には負けない!って意気込みがうかがえますね」
フルールが楽しそうにそう言うと、小鳥は同意するかのように華麗なダンスステップを踏む。それを見て、シーラは嬉しそうに青い小鳥へ微笑んだ。
悲し気に微笑みながらシーラがそう言うと、小鳥はそれに答えるかのように、また美しい歌声を披露し始めた。
「シーラ様、いずれハルベルト様と結婚なさればここから出て行けますし、キリル様からいじめられることもきっと無くなります。それまでの辛抱ですよ」
フルールの言葉に、シーラは眉を下げる。親同士が決めた婚約相手、ハルベルト。父親がシーラを家から追い出すために婚約をこじつけたが、お互いに一度も会ったことが無く、月に一度手紙のやり取りをするくらいだ。
(私なんかが婚約者で、ハルベルト様はいいのかしら……)
シーラがぼうっと床を見つめていると、小鳥は慌てたように美しい歌声を披露し始める。
「そんな男には負けない!って意気込みがうかがえますね」
フルールが楽しそうにそう言うと、小鳥は同意するかのように華麗なダンスステップを踏む。それを見て、シーラは嬉しそうに青い小鳥へ微笑んだ。



