あの星の下で、もう一度

プロローグ


キミの好きな空に無数の星が舞っているのにキミは目を覚まさない。心音は規則正しく波を打っていて綺麗な目は時折苦しそうに目を動かすというのに…この世界の中でキミの時計の針だけが止まっていた_。もしも願いが一つだけ叶うとしたら…僕は君の好きなソラになりたい、本気で代わってあげたい、そう思ったのに…キミはもうどこにも居なかった。