その瞳に見つめられて、心臓が高鳴るのがわかる。
けれど、本当にごめんと頭を下げられてしまったから、紳士な対応ではあったと思う。
私は頭が追い付かない現実的ではないことを受け止めきれないまま、朝を迎え、放課後また薄見くんと出くわすことを不安に思い、久しぶりに旧校舎の図書準備室によってみることにした。
旧校舎はまず、人が来ることじたい少ないから、図書室でも良いけれど、こじんまりとした準備室の方が私は好んでいる。
半分ルンルン状態で扉を開けた…のだけど…まさかのそこに居た。
「え…薄見くん?」
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