お互い、そういうことに疎いので、人気店はかなり早くから予約しないといけないことを知らなかった。
「そんな、いいのよ。大和が探してくれただけでも嬉しいから」
「あー⋯⋯もう!本当に可愛いやつだな!」
ギュウギュウに抱きしめられ、コロコロ笑った。
その時に、ふと、
「ねぇ。せっかくだから、イヴにはあの教会に行ってみない?私たちが出逢った場所へ」
そう提案してみた。
「そうだな!縁結びの神様には、ちゃんと感謝しないと」
「え、教会に縁結びの神様っているの?」
「いないか⋯⋯。だけど、お陰で幸せに過ごしてますって報告しに行く分にはいいんじゃないかな」
それだと今度は、まるでお墓参りのようだが⋯⋯私としても、やはり感謝したい気持ちはあった。
そういう経緯で、再び教会に来たというわけである。
教会を出たあと、今度は大和のアパートへ向かう。
「そんな、いいのよ。大和が探してくれただけでも嬉しいから」
「あー⋯⋯もう!本当に可愛いやつだな!」
ギュウギュウに抱きしめられ、コロコロ笑った。
その時に、ふと、
「ねぇ。せっかくだから、イヴにはあの教会に行ってみない?私たちが出逢った場所へ」
そう提案してみた。
「そうだな!縁結びの神様には、ちゃんと感謝しないと」
「え、教会に縁結びの神様っているの?」
「いないか⋯⋯。だけど、お陰で幸せに過ごしてますって報告しに行く分にはいいんじゃないかな」
それだと今度は、まるでお墓参りのようだが⋯⋯私としても、やはり感謝したい気持ちはあった。
そういう経緯で、再び教会に来たというわけである。
教会を出たあと、今度は大和のアパートへ向かう。



