今日は、出会いから丁度１年のクリスマス・イヴ。
私と大和は、去年と同じように近所の教会を訪ねた。
「久しぶりー！二人とも、今年もまた来てくれて嬉しいわ」
１年前にも、この教会で談笑したお姉さんが声をかけてくれた。
「お久しぶりです」
「あれ？確か、二人って去年は初対面じゃなかった？」
「ええ。あのあと、親しくなって⋯⋯」
そこまで言ったはいいが、どう続けようかと思っていたら、
「この出逢いに感謝しようと思って来たんです」
大和は落ち着いた声で言って、私の肩にそっと腕を回した。
今年のクリスマスは一緒に過ごそうと約束していたが、実は少し予定変更になっている。
１２月に入った頃、大和は都心の洒落たレストランを探してくれたのだが、
「飛鳥、本当にごめん！人気の店をあちこち当たってみたけど、もう何処も予約いっぱいになってた⋯⋯」
私と大和は、去年と同じように近所の教会を訪ねた。
「久しぶりー！二人とも、今年もまた来てくれて嬉しいわ」
１年前にも、この教会で談笑したお姉さんが声をかけてくれた。
「お久しぶりです」
「あれ？確か、二人って去年は初対面じゃなかった？」
「ええ。あのあと、親しくなって⋯⋯」
そこまで言ったはいいが、どう続けようかと思っていたら、
「この出逢いに感謝しようと思って来たんです」
大和は落ち着いた声で言って、私の肩にそっと腕を回した。
今年のクリスマスは一緒に過ごそうと約束していたが、実は少し予定変更になっている。
１２月に入った頃、大和は都心の洒落たレストランを探してくれたのだが、
「飛鳥、本当にごめん！人気の店をあちこち当たってみたけど、もう何処も予約いっぱいになってた⋯⋯」
