しゃくりあげながら本音をぶつけると、
「明日は予定もないし、何時まででも話し相手になるよ」
初対面なのに、どうしてこんなに優しいのだろう?
私は、あまり人に甘えるようなタイプではないのに、
「何も話さなくて構わないから⋯⋯今夜だけ、電話繋いだままで居てくれる⋯⋯?」
そんなことを懇願してしまった。
「いいよ」
「ありがと⋯⋯」
「飛鳥が寝たあとも、ハンズフリーにして繋いでおくから」
「あ⋯⋯りがとう⋯⋯ホントに⋯⋯」
「構わないよ。それで飛鳥が少しでも楽になるなら」
その言葉を聞いたとき、安堵のせいか、急に睡魔が襲ってきて、こたつで眠ってしまった。
*
気付くと、もう朝になっていた。
泣き疲れたのか、思い切り眠りこけていたようだ。
律儀にも、大和は今もずっと電話を繋いだままにしていてくれている。
「明日は予定もないし、何時まででも話し相手になるよ」
初対面なのに、どうしてこんなに優しいのだろう?
私は、あまり人に甘えるようなタイプではないのに、
「何も話さなくて構わないから⋯⋯今夜だけ、電話繋いだままで居てくれる⋯⋯?」
そんなことを懇願してしまった。
「いいよ」
「ありがと⋯⋯」
「飛鳥が寝たあとも、ハンズフリーにして繋いでおくから」
「あ⋯⋯りがとう⋯⋯ホントに⋯⋯」
「構わないよ。それで飛鳥が少しでも楽になるなら」
その言葉を聞いたとき、安堵のせいか、急に睡魔が襲ってきて、こたつで眠ってしまった。
*
気付くと、もう朝になっていた。
泣き疲れたのか、思い切り眠りこけていたようだ。
律儀にも、大和は今もずっと電話を繋いだままにしていてくれている。



