400分の1の私たち

「顧問の黒田先生に話しかけに行ってばっかりで、それを指摘したらもう大げんか!

結局勢いでみあは部活やめちゃって、今はダンス部らしいよ」


「そうだったんだ、全然知らなかった!言ってくれたら良かったのに!」


「ひなそういうの興味ないかと思ったからさ、なんかごめん」


「もぉ〜今度からは相談してよね!」


「わかった、次からちゃんと話します!」


敬礼しながら笑うりなを見て、同じクラスで良かったとホッとした


キーンコーンカーンコーン ガラガラッ


チャイムと同時に誰かが入ってくる


「静かにしろ〜、ホームルーム始めるぞー。」


聞き慣れない声だなと思うと同時に、時間が止まった気がした


小さい顔、高い鼻、クリッとしてるけど切れ長な目



先生との400分の1の出会いはここから始まった



「今日から2年B組の担任になりました!早瀬湊です 1年間よろしく!」


「イケメンすぎるんだけど!やばい!」 「先生彼女いるのー?しりたーい!」


女子だらけの教室が一斉に騒がしくなる


「じゃあまぁさっそくだけど質問タイムするか!何か質問ある人〜?」