______起きて、
____起きて、
__起きて、
『 起きて 』
「 うおッ!? 」
驚きすぎて口から心臓が出るかと思った ......
上を向くとどこか見覚えのある少女が一人、俺の前に立っていた。
「 てめぇ ..... 邪魔しやがって ...... 覚えとけ!! 」
俺は少女を睨みつける。だが少女は怯みもせず、こう言い放ってきた。
『 私の名前てめぇじゃない、䨩乃。 』
「 ..... は? 」
いやいやいや、普通初対面であんなん言われたら逃げるだろ。
こいつ .... 変な奴だ ..... 関わらないようにしよ。
