「お前に選択肢を二つやるよ。一つ目はお前が機材ぶっ壊したのと、お前のパンツの色をネットに公開される。二つ目は…俺のパシリになる」
なんですか、その悪魔みたいな二択は!!?
っていうかパ、パ、パンツって言いました!?
「パン……っ?!」
「お前さっきひっくり返ってただろ。そん時に見えた」
「う、うそっ!!」
「嘘だと思うなら帰れば?別に俺はそれでも構わないけど」
現場での爽やかスマイルが嘘のようにニヤニヤと笑う高梨さん。
「うぅ~……パ、パシリになれば言わないんですね、?約束ですよっ!」
私の答えに満足そうに笑う。
「ああ。じゃ、お前は今日から俺のパシリな」
こうして、私と高梨さんの不思議な関係が始まりました。
今日の教訓:優しくて王子様みたいって思ったやつは悪魔みたいな性格の人の可能性がある…。
