ピピピッ
確認してみると38.7だった。
それをヒョイと取られる。
「思ったより高いな……さっきの部屋戻ってベットで寝てろ」
「え、でも……」
「でもじゃない。寝ろ」
……冬夜には園田さんがいるからさすがにそんなことはできない。
「……帰るから、平気です」
意地でも寝ない私に大きくため息をついて私をヒョイと抱き上げる。
俗にいうお姫様抱っこにただでさえ高い体温がさらに上がる。
「きゃっ…お、降ろしてくださいっ」
「暴れんな」
抵抗もむなしくベットまで運ばれてしまう。
「ほら、寝るまでそばにいてやるから」
私をベットに寝かし、布団をかぶせる。
冬夜はベットの端に軽く腰かけ、私の頭を優しく撫でてくれる。
心地の良いリズムと感覚にどんどん瞼が重くなっていく。
