そう思ったのに…
なんで今日、飲み会があるんですか。
きっかけは簡単。絢とコタローの提案だ。
どうやらコタローが絢ちゃんを気に入ったらしく、いつの間にか仲良くなっていた二人。
私と絢ちゃんの飲みに行く予定を聞いたコタローが自分も参加したいと申し出たのだ。
こうしてもともと飲みに行く予定だった私と絢ちゃん、飛び入り参加の冬夜コタローが出席している飲み会が開かれたのだ。
私の隣は絢ちゃん、斜め前がコタロー、目の前が冬夜という配置で席に座る。
……はっきり言って気まずい。
絢ちゃんとコタローは二人で楽しそうに話しているし、いい雰囲気だ。
何より冬夜が無言でこちらを見つめてくる。
私はひたすら俯きながら届いた焼き鳥をモソモソと食べる。
