「冬夜、好き。付き合って?」 園田さんと冬夜の告白の場面を見てしまった。 位置的に冬夜は背中しか見えないけど、園田さんは可愛らしく頬を染め、上目づかいで冬夜を見つめている。 胸が刃物で刺されたみたいに痛い。 冬夜がなんて答えるのか聞きたくない。 走ってその場から去る。 思わず目の前にあった非常階段に飛び込む。 閉まった扉に背中を預け、ズルズルとしゃがみ込む。 目には涙が溜まり、視界がゆがむ。 「っ……ふ、ぅ…うぁ、……」