何もないことに、冬夜がそばにいないだけでこんなに辛いなんて…
「……そう。でも約束してね、困ったことがあったら私に一番に相談して。分かった?」
深く言及しようとしないところも絢ちゃんの優しさだろう。
「うん、ありがとう…」
笑おうとしたのになんだか悲しそうな笑顔になってしまう。
こんなんじゃよくない。
自分でもわかっているけどどうにもならない。
冬夜のことをテレビ局内で見かけても彼の隣にはいつも園田さんがいた。
冬夜の腕にしがみつき嬉しそうに微笑む彼女と、それを振りほどこうともしない冬夜。
そしてある日ついに……
