お土産屋さんの後はロケが再会され、ロケ中はやっぱり園田さんは冬夜さんにくっついて回る。
私はそんな二人の一歩後ろをコタローと歩く。
コタローは話が面白くて、不思議と笑いが生まれてくる。
笑いが絶えないおかげで冬夜さんと話さなくても寂しくことに安堵している自分がいた――。
ロケが終了したので各々で別の道を歩いて帰る。
私もタクシーで帰ろうとしたら後ろから冬夜さんに声をかけられた。
「野々上さん、一緒に帰りませんか?」
私はもちろん笑顔でうなずいた。
スタッフたちが周りから一切いなくなっても冬夜さんは何も喋らない。
どうしたんだろう……?
