裏表激しめ俳優にいつの間にか溺愛されてました


ある日、ロケのためにタクシーを手配して現場に一人で向かった。


すると、たまたまタクシー乗り場で降りたタイミングが一緒だった私と冬夜さん。


「あっ!冬夜さん、おはようございますっ」


笑顔で挨拶をすると周りにスタッフとかがいないせいか二人きりのときと同じように話しかけてくれる。


「おはよ。はぁ~。眠いし寒い…まじで朝一のロケとだるすぎ…」


「ふふっ、私もまだ眠いです。でも私にとって初めてのロケなので頑張って起きました!」


私の言葉に少し驚いたような声をあげる冬夜さん。


「へぇ、初めてなんだ」


「はいっ!ちょっとあこがれだったんですよね。だから楽しみです!」


「ふーん。今日のロケって水族館だよね。オープン前の」


「私水族館大好きなんです!」


動物全般が好きなんだけど特に水族館のイルカとクラゲが大好きだ。


創造して思わず頬が緩むのが分かる。


「ふっ…ガキ」


「むっ、バカにしましたねっ!サメに食べられちゃえ」


「食べられるかよ。バーカ。お前のほうがどんくさいから食べられるだろ」