さっきまでの酷い落ち込みは何だったのかと思うほど、いつも以上に、美味しそうに食べてくれる。
「やっぱり、これぐらいよく食べないと、清海さんらしくないね」
「海香子ちゃんの中の、僕のイメージって、そんな食い意地張ってる?」
「もー⋯⋯言い方!食い意地じゃなくて、私は、美味しそうに食べる清海さんが好きなの」
あまりに清海さんが落ち込んでいたから、どうなることかと思ったが、もう大丈夫だろう。
「そうそう、今日はマドレーヌも焼いておいたの」
「僕も、定番のお土産買ってきたんだ」
食後に紅茶を淹れて、デザートを楽しんだ。
「海香子ちゃんの作ったお菓子って美味しいよね。バレンタインが楽しみだな」
「バレンタインって2月じゃない。来年の事を言えば鬼が笑うよ。あれ?このお土産、もう一箱あるの?」
私が尋ねると、
「うん。そっちは海香子ちゃんの実家にお邪魔するときにね」
「やっぱり、これぐらいよく食べないと、清海さんらしくないね」
「海香子ちゃんの中の、僕のイメージって、そんな食い意地張ってる?」
「もー⋯⋯言い方!食い意地じゃなくて、私は、美味しそうに食べる清海さんが好きなの」
あまりに清海さんが落ち込んでいたから、どうなることかと思ったが、もう大丈夫だろう。
「そうそう、今日はマドレーヌも焼いておいたの」
「僕も、定番のお土産買ってきたんだ」
食後に紅茶を淹れて、デザートを楽しんだ。
「海香子ちゃんの作ったお菓子って美味しいよね。バレンタインが楽しみだな」
「バレンタインって2月じゃない。来年の事を言えば鬼が笑うよ。あれ?このお土産、もう一箱あるの?」
私が尋ねると、
「うん。そっちは海香子ちゃんの実家にお邪魔するときにね」



