「お前はほんまに…」 凌久君が私の前に出るが、ある事に気付く。 「凌久君、周りが」 リタや喜影君だけじゃない。 影の様に人々が物陰から現れる。 凌久君の顔も強張り始め、私も後ろに一歩下がる。 そこで、 「ようクソ女。元気にしていたか?」 その声の主があの帷有墨だと気付いた時には、頭に強い衝撃が走り、意識が闇に飲み込まれた。