「先輩」
「つづちゃん今のは死んでても、」
2人の声が背後で聞こえているが、割れてしまったプランターの傍にしゃがむ。
「お花可哀想」
あーあと思いながら片付け始めた。
「…つづちゃん」
「ん?」
渚君に反応しつつ、破片あるじゃん危ない危ないと除ける。これ誰に言えばいいんだろう先生に言って私が怒られたりしないだろうか。
「何があった?」
「うーん…何もないよ」
何かあったと言ったら天ヶ衣さんの事だろうけれど、大きなキッカケと言うよりは、あの箱庭の様な世界で小さな事が山積みになった結果な気がする。これを周囲に言ったらきっと嫌でも引き離そうとするだろう。(特にお母さんは)
「この破片1番尖っているなあ」
ふと破片を頭上に掲げたら、その破片を捕まれる。
破片を掴んだ相手を見ると、惣倉君が無表情で私を見下ろしていた。
「先輩もしかしてこんな事しょっちゅうあるんですか?」
「うーんまあ」
「はあ!?」
渚君の驚いた声が背後で聞こえる。
「それって、」
「獅帥君のせいじゃないよ」
惣倉君の言葉に重ねって言った。そうだ。
「惣倉君自然と戻って来たから全然気づかなかったけど、私の為に喜影君の周りで危ない事していたんだよね」
「先輩」
何で知っているの?って顔だが、



