途端に「ああっ…!」と声が漏れて、身体が震える。更に深く侵入を許す。
充分な泥濘のお陰で痛みはないが、その緩慢な動きで弱い刺激を与えられ続けられると、強い刺激が欲しくなり、涙がポロポロと出る。
獅帥君は口角を上げて、
「ーーーよく覚えているな」
「っ…ひど、あっ…ああっ…!」
私の涙を吸い取り、また意地悪を言う。
前の事を匂わせる様な発言に平時なら抗議モノだが、今はそれどころじゃ無い。
獅帥君は急に緩急を付けて、その指先と舌で私を高みへと導いていく。
もう少しで登りきりそうなった瞬間、
「あっ…!!」
彼自身に強く貫かれた。



